- 開発
名東紙工 商品開発プロジェクトをキックオフしました
名東紙工 都筑です。
先日、正社員からパートまでの社内全体で、新商品開発に向けたミーティングを行いました。
目標は、全社で新商品をカタチにすること!
これまで、従業員の加工技術の向上、作業効率化、設備投資や機械のカスタマイズなどに取り組んできた弊社。
少しづつではありますが、難しい技術を取り入れることができたり、新しい領域に足を踏み入れることができるようになってきました。
ですが、自社で商品を開発するとなると、全く未知の領域。
社内のリソースをフル活用しても通じなかったり、むしろ仕事での常識が足枷になってしまうこともあります。
そのため、外部講師を迎えてのワークショップ形式とし、改めての自己紹介からスタート。趣味や最近気になることなどを発表してもらいながら、仕事の枠を超えた視点を持って発言できるよう、準備をしました。
名東紙工の強み・弱みの顕在化でチーム力がアップ!
改めての自己紹介の後は、チームに分かれての自社の分析。
機械オペレーターや検査・検品など、どうしても黙々と作業をすることが多くなる職種なだけに、仕事中に意見を出し合う機会は少ないのですが、それぞれ会社の強み・弱みや課題について思うところはあったようで、よい機会とばかりに発表してくれました。
なかなか言い出せなかったけれど、みんなが同じことを思っていたことが分かったので今後改善していけそう、という共通の認識が生まれました。
正直、耳の痛い意見もありましたが、ネガティブなことも共有しながら改善につなげていける風土が大切。なかなか良いスタートを切れたと思っています。
難しいけれど楽しいアイデア出し 思ってもみないようなアイデアも!
これからの会社のビジョンの再共有や、SDGsについてのミニ勉強会も行ったところで、いよいよ商品開発に向けたアイデアを考えるセクション。
これまで、展示会向けの企画などは、私が主体で考えていましたが、今回の新商品開発は従業員が主体。
文具・包装・梱包などの紙の占めるウエイトが大きい分野から、アパレル・アウトドア・防災などのお役立ち系、衛生・清掃であったらいいなと思うもの、家具・電化製品・自動車系など紙の新しい用途の可能性があるものなど、思ってもみないようなアイデアが多数出ました。
皆がワイワイガヤガヤと、楽しそうに話し合いながら進められました。
中には、この日のために3Dプリンタで試作品を作ってきた社員も。「すごい!」「こんなことできたんだ!」「イメージが沸いた!」と皆から好評でした。
まだまだ現実的に難しかったり、粗削りな部分もあるかと思いますが、アイデアを考える・思ったことを臆さず発表してみるという行為そのものが大切で、そのための第一歩を踏み出せたと感じています。
このミーティングは、次月以降も定期的に続けていく予定です。
市場調査や試作品開発、販促戦略など、PDCAを回しながら、険しくとも自分たちで道を拓いていく文化を名東紙工に根付かせられるよう臨むとともに、顕在化した会社の課題を解決し、より従業員が活躍できる環境整備に努めて参ります。